お話の舞台となるのは地獄(ジゴク)だが、その他に天界、現界(人間界)があり、合わせて三つの世界がある。この三界をまとめて「全界」とも称する。
現世、幽世という分類をすることもあり、この場合は現世は現界を、幽世は天界と地獄を指す。
存在空間の位置は高所から天界→現界→地獄となるが、組織的な位置は天界→地獄、現界となっている。
元々天界と地獄は同じくらいの位置であったが、神仏の多く住まう地であることと、治める地で人間界の者たちの持つイメージとして「天」の方が上であることを鑑み、いつからか天界の方が上の位置づけになった。
三界は地球でいうアジア圏にあり、そのすぐ外側は霧で覆われたはっきりとしない場所が広がっている。それはどこの世界のものとも言えない公海のようなものであり、混沌と呼ばれている。
混沌は渡ろうとするモノの存在を意識ごと溶かして不確かなものとするため、通常渡ることができない。これをもし渡ることができるとしたらそれは……。
混沌の向こう側にヘルがあるとされる。