天界統轄局系組織。天界に設置された学校のようなもの。全寮制。
現界における職業訓練施設とは多少異なり、その職ごとの高等技術者育成のための施設。卒業者は役所の上級役人や、領正隅位師帥率いる守護軍の旅団長に抜擢されやすく、中には特殊精鋭部隊に所属となるモノもいる。
三年制であり、授業は座学と実技からなる。入学時の簡単な試験と、一年のうちには定期試験が三回と進級試験が一回あり、試験の総合成績を鑑みた班分けがされる。在学中は授業はもちろん、生活もその班単位で行動し、罰は連帯責任となる。滅多にないことではあるが、特殊精鋭部隊向きのツノを持つ鬼に限っては、卒業後の進路がほぼそこに決まっているため、半強制的に優秀者の班に振り分けられる。学級のくくりはなく、この班が単位となる。班の人数に厳密な決まりはないが、「試験の総合成績が同程度」の3~9人で構成される。
初年:いわゆる一般教養となり、全界の常識などを学ぶ。 二年:授業内容が専門化し、脱落や留年者が出るようになる。選択式職業体験が出来る(希望制)。 三年:成績に加えて希望職別に班が編成される。見習いの見習いとして現場に出る(実習)。 二年と三年は希望職同士の合同授業も行われる。
現界の学校のような校内イベントは、武芸祭と究巧祭、そして卒業記念式典の三種である。
武芸祭:体育祭。実技の授業成果を班単位で発表する。 型や殺陣の披露、何班か合同の組手であることが多い。 三年は班員それぞれが最も得意とする技を取り入れつつの、対抗戦を行うことが多い。 究巧祭:文化祭。テーマを決め論文に取り組むか、技術職を志すモノはそれに沿った作品を発表する。 初年は一般教養のためほぼ論文で、二年からは希望職種によって論文と作品発表に分かれる。 二年は班内での共同制作、三年は班内でテーマを揃えて個人製作になることが多い。 卒業記念式典:卒業式。三年だけが参加する。
高等技術者育成のための施設というだけあって種族や年齢などにこだわりなく広く門戸を開いているが、とりあえず通っていれば卒業出来るという性質の施設ではない。定期試験ごとに容赦なく班分けがされ、進級試験の際に規定値に達していないモノは留年となる(通常、授業についていけないモノがいた場合には「連帯責任で班の全員がやり直しをさせられる」が、試験においては「個々での扱い」となる)。
入学は簡単だが卒業までの難度は高く、学年が上がるにつれ脱落(中途退学)や留年者が発生するため、数が少なくなる。しかしそれでもその道の高等技術を身に着けようとするモノ・上の立場を目指すモノは至極での勉学が一番の近道であるため、毎年の入学者はそれなりの数に上る。
例外として、喚ばれ者に限り入学が義務付けられている。しかしその理由は「全界、特に幽世の常識を学ぶこと」なので、初年の進級試験の合格点に達していれば卒業を待たず「修了」という形で終えることも出来る。そのまま進級・在学を希望することも可能となっている。